プロローグ

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西暦20XX年……… 医療、工業、環境、食料……… この世界ではありとあらゆる生活システムに錬金術が使われている そして、この物語の主人公、明憲たちが住んでいる場所【エリア京都14】 明憲。見た目はチビデブ、体脂肪率はついに99.7%を超えたと自負している少年。 両方のキン○マを失っていて、義玉が入っている 玉梨 明憲 (たまなし あきのり) 15歳 身長150㎝ 体重84㌔ 時刻8時16分……セントラル京都駅前 明憲『秀…じゃなかった。夢華!!早くセントラルにいかねぇとトゥルットゥルの刑にされるぞ!!』 夢華。明憲の妹である………。 いや、何かおかしい? 実は彼は弟で、名前も秀太と言う少年だ が、ワケあって女の子になっている 偽…玉梨 夢華 (たまなし ゆめか) 真…玉梨 秀太 (たまなし しゅうた) 14歳 身長170㎝ 体重55㌔ 夢華『だって兄さんが朝飯のフレンチトースト15人前も頼むから!!!……それにトゥルトゥルの刑ってなんだよ……』 明憲『オホホホホ~!!だって朝食はしっかり食べろって言うじゃないか!!』 夢華『………兄さんは食べ過ぎなんだよ、あっ!!あと、5分切ったよ~~~!!!』 夢華は時間を気にしながら走っている 二人にとって今日は、国家錬金術になるための試験日なのだ 明憲『…………それにしても、いよいよか……』 息をハァハァ言わせながら夢華に話しかける まるで家畜のようだ 夢華『そうだね、兄さん。あの事件からもう1年も経つんだね………』 あの事件……… その時から、明憲と秀太の人生が変わったのだ……  
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