禁忌の錬金術

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バチチチチチチッ!!!!!!!!!!!!!!!!! 錬成陣の中は、みるみるうちに人の形にかたどっていく……… 明憲『ヒヤッホー!成功や成功!!』 秀太『………いや、待って!なんか様子が変だ…』 すると、錬成されていた【物】がそれを保てなくなり、みるみるウチに化け物になっていく……… 明憲『なんだよ!萌えたんに必要なものはアレで全部なハズなのに……』 すると、凄まじい勢いで明憲と秀太の回りに闇が渦巻く… 秀太『……なんなんだ!??………ウワァッ!!兄さん!!』 秀太が闇に取り込まれた。 と、思われたが明憲が必死で腕を掴んだ! 明憲『くっそ~~!!腹減ったぞ、畜生!!!!!』 秀太『……』 秀太はこんな時に何言ってんだと思った だが、惨劇は秀太だけを襲わなかった。 明憲『………ギャァ!!』 明憲の下半身の大事な場所に闇が渦巻いた 明憲『くっ!!持って行かせ……』 そして、回りが白い世界に包まれた……… 明憲の頭に凄まじい量の記憶がリフレインしている 戦争、貧困、裕福、絶望、恐怖…………全ての真理を見きれない量だ 明憲『止めろ……止めろ~!!!!!!』 明憲『……ここはどこだ…?』 何か不思議な場所に立っている 夢にしてはリアルだ ???『ここは君の真理の扉の前、やっちゃったね君は。』 明憲はソイツが何を言ってるのか分からなかった すると、ソイツは男の大事な部分を指で指し示した ???『等価交換だ、真理の扉を開いた対価は貰ってくわ』 すると、ソイツが指し示した部分が消えていく………明憲が目を見開いた瞬間 現実に引き戻された 部屋の中は静まり返っている……… 明憲『持って行かれた……!!』 部屋は乱雑しており、回りは血まみれになっている 明憲『!!……秀太はどこだ??』
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