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夜が遅いから静まり返っているが、普段はどれだけ賑やかかぐらい想像に難くなかった。
「案内するし、付いてきて」
サヨクは言われるがまま付いていった。
因みに仲間は、気絶した屋敷の娘を連れて別の道を行ってしまった。
エレベーターで上がるのだが、60の文字があったので、どれだけ大きいかが分かる。
更に歩いていき、綺麗に装飾されたドアの前まで来た。
「失礼します!」
ツアキはノックをしてドアを開けた。
サヨクはかなり緊張している。
中は社長室のような造りになっていて、金色の髪の若い男が椅子に座っていた。
「お、ツアキお帰り。その子が話してた子か?
……サヨクだったっけ?」
ツアキは、サヨクが寝ている間に詳細を連絡していたようだ。
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