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今から十年前、午前0時……。 光が少なかった新月の夜、目を開けていられない程の光が空を覆い、世を包んだ。 詳しい事は解っていないが、その出来事の後、不思議な能力を使う者が至る所で確認された。 その力は、神から授かった能力……『神力』と呼ばれた。 いつしか〝神力者〟と呼ばれるようになった者達は、その力で殺人や戦争をするようになった。 善良の神力者もいたが、悪に染まった者の方が圧倒的に多かった。 もう神力者を止める事が出来るのは、同じ神力者だけなのかもしれない……。 力をもらったが、逆に世界が危険な状態になった事から、その夜の光は『神裁光』と呼ばれている――
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