第一作

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「フン!俺は行かんぞ!」 断固拒否を示す真哉。だが……… 「全く……仕方ない子だなぁ~、セバスチャン!」 「…ふっ!」 …トス! セバスチャンの吹き矢が真哉の額のど真ん中に見事に突き刺さる。真哉はそのまま眠らされてしまった。 「ふふふ、やはり眠らせるにはクロロホルムに限る!」 「これでお坊ちゃまもしばらくは仮死状態………事が終えた頃には目覚めるでしょうな!」 「セバスチャン……分量間違えてないだろうな?」 「えぇ~………あと1ml多かったら致死量です、はい」 「……………………」
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