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徹子「今日は友達は一緒じゃないんですか?」
誠「はい、今日はお礼がしたかっただけなんで。」
徹子「すいませんね。こちらは友達つれてきてしまって。」
誠「いやいや、彼氏とこられたらどうしようかとヒヤヒヤしてたんでこちらとしては(笑)あぁこれお礼の品なんですが。」
徹子「彼氏なんていないですよ(笑)ほんと気持ちだけでいいですよ?」
誠「助けてもらってるんでこれくらいさせてください。」
徹子「ではお言葉に甘えて。メールでは面白い人なんですね(笑)って言うかあんまり私の事淫乱って呼ばないでください(怒)」
誠「すいません、まだ自分の置かれてる立場が理解できてないというか、最悪な事したのになぜか救われてるしで夢の中にいるような感じでして…」
梓「普通女性にあんなメールしたらセクハラで訴えられますよ?」
誠「僕の友達にもおんなじ事言われました。ほんと反省しっぱなしです。」
徹子「消しました?…」
誠「はい?」
徹子「あの時撮った写真消しました?」
誠「あ!すいません!今すぐ消します!」
梓「ちょっと!なに大事に保存してんの!って待ち受け!!!!!!」
誠は無神経にも待ち受けを徹子に設定していた。
梓は誠の携帯を取り上げ迷うことなく折った。
徹子「ちょっと梓なにやってんの!」
梓「もう行くよ!有り得ない!」
誠は夢からさめたような感覚を覚えた。
仁は徹子達が去っていくのを見計らって誠のほうにかけよる。
仁「派手にやられたな。お前また何かしでかしたか?」
誠「結果オーライかな。正直こんな形でも縁を切れたことは良かったと思う…」
仁「まぁ事は済んだ事だし帰るぞ。」
誠か涙をこらえている事を察しそれ以上何も言わなかった。
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