64人が本棚に入れています
本棚に追加
/80ページ
仁「なぁ女子校と女性専用車両どっちが好きだ?」
誠「女子校は無いな。恋愛に乏しい腐女子ばっかだって噂だろ?ならババァばっかだけど女性専用車両にかけてみたい気持ちはある。」
仁「ってかお前お姉系タイプだからな(笑)」
仁のからかうような発言にイラっときつつも妄想を膨らませてしまった誠はムラっときていた。
誠「今日みたいに遊び疲れた俺らなら別に優先座席座る権利あるよな?もう足がガクガクでさ。」
仁「わかる。まだ降りる駅まで距離あるしな。取りあえず座りたいよね。」
誠「あの一番端の席あいたから座ろうよ。」
誠は仁にバレずに女性専用車両に一番近い席に座る事に成功した。
誠「お前昨日も徹夜だろ?駅ついたら起こしたるか寝ててもいいよ。」
仁「いつになく優しいね(笑)お言葉に甘えて仮眠取ろうかな。何もおごらないけどね(笑)」
誠「まぁいいよ。おごってくれないなら起こさないまでだから。」
仁「はいはい、バレンタインにでも5円チョコあげるわ。おやすみなさい。」
誠は邪魔者を眠らすことに成功した。
ここぞとばかりに誠は窓にへばりつくように女性専用車両を見渡す、いやなめ回すと言っても過言ではない。
最初のコメントを投稿しよう!