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梓「考えすぎだって。まさか、警察沙汰になるようなことまではしないでしょ。」
徹子「私は撮られてる前提で決めとく。女はね気を抜いたら負けなのよ。女子校卒のあんたには気を抜きすぎ、腐女子説を覆そうとか思わないの?」
梓「やだやだ、偏見で物をみちゃいけないよ。腐女子は一部だけね。」
徹子「共学には腐女子いなかったけどなぁ。」
梓「私からしたらあんたが腐女子なんだけどね。」
徹子「あら?腐女子だからリーマンに逃げられたと言う自覚は無いのかな?大丈夫!次は女を磨きチャンスを物にするんだよ。」
梓「はいはい。ってかヤバいって!絶対撮られてる。恐いからやめてよ!」
徹子「やりすぎたかな…私恥ずかしいから次の駅で降りる…」
梓「落ち込むくらいなら初めからするなよな…」
電車が駅につく。
梓「徹子!ヤバいことなってるって!向こうもめてるよ!」
徹子「どうしよう。どうしたんだろう。私のせいかな?」
梓「おそらくあんただよ。周りからみたらどうみても盗撮だもん。なんか向こうの車両の目線彼に向いてたし。」
徹子「ね?それは最悪な場合であってきっとあの酔っぱらいに絡まれてるだけだよね?ほら彼の友達も俺を起こす声がどうとか言ってるし。」
梓「そうなのかな、でも友達の発言はからしたらそういうふうにとるほうが自然だよね?」
徹子「よかった、駅員さんが来てくれたよ。あれ?あの酔っぱらい帰していいの?なんで彼らだけ駅員室つれてかれたの?」
梓「やっぱり最悪なほうの考えの方が正解なのかな?取りあえずヤバそうだし帰ろうよ。」
徹子「無理だよ。だって彼悪くないよ?」
梓「彼も充分悪いって。救えないでしょ。私が淫乱なんですとでも言わないと救えないんじゃない?」
徹子「警察まできたよ!ダメだって。私のせいなんだもん!」
梓「あきらめて帰るよ。」
徹子「私が淫乱なんですって言えば救えるのね?行ってくるわ!」
徹子は駅員室まで走りドアを乱暴に開けた。
徹子「私が淫乱なんです!!!!!!!」
徹子は完全に動揺していた。
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