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誠達は駅員さんに説教されてから終電間際やっとこさ帰る事が出来た。
仁「お前よかったのかよ。考えようには最悪な事も考えられるぞ?」
誠「なにがだよ?不幸中の幸いじゃん。」
仁「いや、おまえの交換した連絡先全部はいってるじゃん。あの女性の彼氏がお前の事知ったらどうなる?住所ばれてるんだぞ?彼氏がヤクザとか、悪いほうにはいくらでもって考えられるぞ?終盤、彼女黙り込んでたししまいには泣きそうだったぞ?」
誠「え?赤外線って住所まで一緒に送ってしまうの?」
仁「当たり前だろ?誕生日も全部。」
誠「いやいや、あの人の情報は名前とアドレスと番号だけだぜ?」
仁「いや、登録してないんだろ?」
誠「どうしよう。最悪だよ。殺されるかもしれないんだろ?」
仁「わからんが最悪な事も考えてお礼とかはしっかりしとけ。取りあえず電話で謝るとかしといたほうがいいよ。」
誠「いきなり電話って嫌だよ!時間も時間だしメールでいいだろ?」
仁「まぁ謝らないよりマシかな。」
誠「メール送ったよ」
仁「なんて?」
誠「本日は申し訳ありませんでしたって。なぁ近々お礼の品買いに行くのつきあってよ。」
仁「早いことにこしたことはないから明日にでも買いに行こう。」
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