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かのファウスト一世が
残した恐怖の遺産を元に死体蘇生という
狂った実験に
取り憑かれた
哀しい男……
…ファウストⅧ世…
警官たちは
行方不明の女性が
まだ何人も
家の中にいると思い
踏み込めないでいた。
「邪魔する奴は
殺しちゃうよ。
この子達も
一緒にね^^」
部屋中に
無数に転がる死体を
横目に
ファウストは
笑みを浮かべながら
外の警官たちに
笑顔で言った。
バキューン!!
一人の警官が発砲した。
ファウストの
右の肩が
打ち抜かれた・・・・
「ふふふ・・・
何やってるんだい?
僕は死をも超越した
天才だよ。
愚かだよ、君は・・・」
「どうして僕が
人殺しをしたって
わかったんだい?」
とファウストは尋ねた。
「死体を解剖した時に
貴様の髪の毛が
付着していたんだ!!!
もう、
あきらめろ!!!!」
「ふ~~ん、
あなた方も
解剖したんだ・・・・
死体を
切り刻んだんだ。
僕と同じだね。
どうだい?
気持ち良かっただろ?
僕の快楽の続きを
楽しんだあなた達が
今度は僕を
殺しに来たんだ?
そんなに
気持ち良かったんだ
ははは・・・・・」
・・・狂っている・・・
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