ミッションスタート!

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「さて、どうしたものか……」 「サッカーって野球より難しいんじゃねぇのか?頭使うのは苦手なんだよな。筋肉なら有り余ってるんだけどよ」 「ふ、お前にしてみたら野球もサッカーも大して変わらんだろう」 「なんだとぉ…………、暑苦しい筋肉はサッカーだろうが野球だろうがうざいだけだから隅っこで筋トレしてろってか!?あぁ!?」 「ちょっと、そこまで言ってないよ。落ち着きなよ」 「サッカーって、ルールよくわかんないんだよねぇ~」 「わふっ、私も詳しくは知らないのです………」 「……………同じく」 「ふむ、では私が手取り足取り教えてやろう、ふふふ」 「姉御、姉御、笑い方がいやらしいですヨ?」 「こいつらばかだな」 リトルバスターズ全員集合でどうして頭を悩ませているかというと 全てはこの一言から始まった 「集まってもらったのは他でもない」 「サッカーをしよう」 そう切り出したのは幼なじみの一人であり親友でもある棗 恭介だ 「また恭介の思いつきか?しかも野球の次はサッカーかよ………、俺はもっと肉湧き肉踊るようなだな………」 不満をもらしているのは幼なじみの一人で親友?の井ノ原 真人 「お前の肉は湧いてでてその上踊るのか………?」 想像してしまい顔をしかめているのはこれもまた幼なじみの一人で宮沢 謙吾 「きしょい!!」 猫のように毛を逆立てて威嚇しているのは幼なじみで唯一の女の子であり、恭介の妹でもある棗 鈴 昔はリトルバスターズはこの4人と僕、直枝 理樹を入れて5人のグループだった でも今は……… 「うん、面白そう♪私はやってみてもいいですよ~」 ちょっとほんわかしている雰囲気のわりかし乗り気なこの娘は僕のクラスメイトで神北 小毬さん 「わふー、あい、ぷれい、ふっとぼぉる?」 子犬っぽい仕草でカタコトの英語を話しているのはクラスメイトの能美 クドリャフカ、愛称はクド 「私は………走れませんよ?」 清楚なお嬢様っぽい雰囲気でいつも差している日傘を膝の上に置き、本を開いている女の子はクラスメイトの西園 美魚さん 「野球の次はサッカー、全く次から次へとよく考えつくものだな、恭介氏」 ここで冷静に感想を述べているのがクラスメイトにして気っ風のいい姉御肌でもある来ヶ谷 唯湖さん
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