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「そんな。でも、じぃちゃんは死んじゃったけど、じぃちゃんもばぁちゃんももの凄くあんたたちのこと心配しとったんよ。」
「でも…」
「男の子やろ!しっかりしんさい!大丈夫!ばぁちゃん嬉しがってくれるって。ほら、行くよ!」
そう言って早紀は海斗の手を引っ張って走り出した。
「ほら、入りんさい!」
早紀は海斗の背中を叩いて促す。
「う。緊張するんだって」
海斗は胸に手を当てて深呼吸をする。
「すいませーん」
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