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そんな尚に、もう一つ事件が迫っていた。
バスを降り広場に集まった生徒達。
虎『こんな時期にもなんだが…――
今日から、転校生来るから』
…はぁ?
目を丸くしながら虎の話を聞く尚。
だが、そんな反応を見せたのは尚だけではなかった。
『……えっ?』
呆気に取られる生徒。
そんな様子を見て笑う虎。
虎『お前ら…―マヌケな顔で転校生に笑われるぞ!
まぁ、そのうち来るから!
だが、その前にインストラクターの人紹介すっから……』
…マイペースって言うか…―
なんて言うか…――
てか、インストラクター?
ふと視線を前に向ける尚。
尚『……………はぁ!』
静まり返っている中…――
尚は一人大声を出していた
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