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声をあげた尚に集まる視線。
だが、尚はその視線よりも目の前のインストラクターにくぎつけだった。
な、なんで?
インストラクターの中に…――
は、春紀が居るのっ!?
虎『今井?
どうかしたのか?』
虎の掛け声で我に戻る尚。
尚『え、あ、別に―……』
そういいながら視線をインストラクターから外し違う方を見た。
そんな尚を見てクスッと笑う春紀。
まぁ~~
期待、通りかな?
もっと…――
楽しませろよ?
――――尚。
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