今年の夏

3/7
前へ
/107ページ
次へ
雅は目をウルウルさせながら尚を見ていた 尚『;;;』 …あたし………雅のウルウルには勝てません;;;; 尚は、机の横にかけている鞄に手をかけて 尚『ほら。行くよ』 雅『ほ、本当!?』 雅はニコニコしながら自分の机に走っていった そして二人が教室から出ようとした時 ガラガラ と教室のドアが開いた 尚と雅は顔を上げドアを開けた人物を見た …ゲッ!!担任じゃん! 『今井ぃ~。お前は今から堂本を連れてどこに行くんだぁ??』 尚『別にぃ。体調悪いから帰るとこです。行こ!雅』 雅『う、うん』 そんな二人をすんなり帰すわけはなく ガシッ と腕を掴まれていた
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5525人が本棚に入れています
本棚に追加