春紀の優しさ?

9/12
前へ
/107ページ
次へ
春紀の胸の中で泣きじゃくって数分が経っていた …泣き止んだか? 春紀は、尚の様子を確認するために自分の胸から尚を離した 春『ぷっ』 …なんなんだよその顔っ! 尚『えっ?』 …なんで笑ってるの? すると、春紀は片手でお腹を抑え、もう片手で鏡を指していた 尚『かがみ?』 春『そう。その顔やべぇから!』 尚は、立ち上がり鏡の前に立った 尚『!』 …な、なに……これ…―― 春『お前泣いてたからパンダになったんだよ!』 尚『う、うそぉぉぉお!』 尚の顔は、涙のせいでマスカラやアイライナーが流れ落ち目の下に黒く付いていたのだった
/107ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5525人が本棚に入れています
本棚に追加