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それから僕達は、何度かデートをして、付き合い始めた…
俺は幸せだった。
君と、デートしてるうちに、今まで以上に気づいたことがある。
そう、君の優しさに…
君は、困ってる人が居ると、すぐに駆け寄って、優しく話しかける。
街を歩けば、いつも気さくに挨拶したりして、そんな君に街の人も、笑顔で答え…
ごく当たり前のことだけど、出来ないこと…
それを君は、いつでも普通にしてる…
その時の、君を見てると、まるで天使のように微笑んでる…
廻りのみんなが、幸せな気持ちになる。
そんな君を見て、俺は今までの自分の愚かさに恥じた…
君は、真っ直ぐで綺麗な目をしてる…
その目を、俺は真っ直ぐ見つめることが出来ない…
でも…
《この人を、俺が守りたい…》
そう思うようになって行く自分…
俺に何が出来るのだろう…
人の愛し方を、知らない…
そんな俺に…
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