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春哉
次の日
私は顔にばんそうこうを貼って学校に行った。
下駄箱で春哉とあった。
(梨南・・・)
(あっ!!春哉、おはよ)
私は春哉のわきをすり抜けた。
教室へ逃げ込むように入った。
夏奈子がまっていましたかのように、前に現れた。
(梨南・・・顔どうしたの?)
(柱に顔ぶつけちゃった)
クラスの皆は笑っている。
キャハハハッ
梨南らしい
けれど夏奈子の瞳は
すべて見透かしているようだった。
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