1人が本棚に入れています
本棚に追加
いつも通り朝4時に起き、練習をした。6時にアツシを起こしお弁当を渡して送り出した。シャワーを浴びていたら、電話が鳴った。リョウタだった。
『爽?俺、リョウタ。今度、俺がバックやってる○○がバック増やすオーディションをやるって❗爽も受けなよ❗』
アタシは学校をサボり、すぐに新幹線に飛び乗った。 アツシに連絡したのは、東京に着いてからだった。
オーディションは簡単。身体・柔軟・病履歴・ダンス。
アタシは受かった。
同時にアタシはダンス事務所と契約をし、プロダンサーになった。
それから、毎日があっという間に過ぎていった。
電話にでた『アツシ』を『リョウタ』と間違って、呼んだりしては、あやまっていた。
アツシは寂しがりやだった。
アタシは携帯電話を持ちはじめた。
唯田 敦37件
アタシには、かけなおす時間もなかった。
最初のコメントを投稿しよう!