ばいばい。

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 いつも通り朝4時に起き、練習をした。6時にアツシを起こしお弁当を渡して送り出した。シャワーを浴びていたら、電話が鳴った。リョウタだった。  『爽?俺、リョウタ。今度、俺がバックやってる○○がバック増やすオーディションをやるって❗爽も受けなよ❗』  アタシは学校をサボり、すぐに新幹線に飛び乗った。 アツシに連絡したのは、東京に着いてからだった。  オーディションは簡単。身体・柔軟・病履歴・ダンス。  アタシは受かった。   同時にアタシはダンス事務所と契約をし、プロダンサーになった。  それから、毎日があっという間に過ぎていった。  電話にでた『アツシ』を『リョウタ』と間違って、呼んだりしては、あやまっていた。   アツシは寂しがりやだった。  アタシは携帯電話を持ちはじめた。  唯田 敦37件  アタシには、かけなおす時間もなかった。
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