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その二時間ほど前。オレは学校にいた。今は学園祭準備で忙しく、学校中の生徒がクラスの出し物などに励んでいた。
「おいタツ!!こっち手伝えよ!!」
劇で使う小道具を作りながら言ったのはオレの親友の高野亮太(タカノリョウタ)
そしてオレ、坂上竜也(サカガミタツヤ)が答える。
「おう、このアイス食い終わったら行くわ」
「じゃあ食べるの手伝ってあげる♪」
そう言ってオレの手からアイスを奪い、食べてるのはオレの彼女の吉川真由美(ユシカワマユミ)だ。
「マユ!!人のアイス勝手に食うなよ!!」
「アイスぐらい別にいーじゃん。それよりせっかく今日部活オフなんだしさっさと準備手伝いなさい♪」
マユは笑顔でそう言うとまたオレのアイスを一口食べる。やっぱりマユはカワイイ。
「マユばっか見てないでさっさと手伝えよ♪」
リョウがそう言ったのでオレは学園祭の準備を手伝い始めた。
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