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~18XX年~
ここ、英国とも呼ばれるイギリスにある所に黒く、長く建っている建物があった。
その建物の名は…
──────黒の教団。
AKUMAと呼ばれる兵器を壊す為に作られたエクソシストが住む建物のことである。
その話題となっているエクソシストは…
只今、病棟の与えられた部屋で休養中…
「ハァッ…
ハァッ…」
「へっ…
まだまだ甘えな…
モヤシ…」
………の筈、なのだがある鍛錬室で(何故か)六人のエクソシストが集まっていた。
(しかも、その内二人は竹刀で対決し会っていた)
「ハァッ…
ハァッ…
やっぱり、剣だと神田に勝てませんね…」
神田「はっ、当たり前だ。
さて、そのモヤシ頭を引っこ抜いて貰おうか」
「やだなぁ…
神田、まだ誰も…
ギブアップっと言ってはいないじゃないですか!!」
白髪の少年は、疲れた顔と裏腹に黒髪の青年
──もとい、神田 ユウの腕に足をかけ、神田の体を倒す。
神田「ΣΣんなっ!!
ぐかっ!!
テメェ、卑怯だぞモヤシ!!💢💢」
「師匠が似非なものでしたからね💢💢」
……そして、そのまま殴り合い化としていた。
(ある意味重傷を負っているのに)
「まーた、始まったさ。
ユウとアレンの殴り合いが…」
見学席に居る赤髪の青年
──もとい、ラビは神田と白髪の少年
──もとい、アレン・ウォーカーの殴り合いを静かに嬉しそうに見ていた。
(見学している他のエクソシスト三人は抜きとして)
「固羅!!
お前ら二人共いい加減その位にしろ!!」
体が大きい男
───もとい、マリが叫ぶが、二人のあちこちには大きいたんこぶや傷だらけでいっぱいだった。
ラビ「ぶはっ!!
凄い顔!!💧💧」
マリ「遣りすぎだお前ら💧💧」
「神田さん、お疲れ様っす!!」
「若いのぉ…」
神田にタオルを差し上げる青年
───チャオージーは元気が良かった。
一方の白髪の老人
───ブックマンは若いと言いながら呆れていた。
そんな六人に…
「そこのエクソシスト5人、誰が勝手に病室から出て良いと言った?💢💢」
『ΣΣぎくっ!!💧💧』
…鬼こと婦長の吹雪が吹いた。
(チャオージーは別)
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