雨の日のメアド交換

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雨の日のメアド交換

高校生活が始まり、2か月がすぎた。みんな、最初は、静かだったが、今は、クラスでわいわい騒ぎだ。信也、正人も、クラスに慣れてきて、語り合いが多くなり、休日に友達と遊んだりしていた。 もちろん、結衣もそうだ。最初に比べ活発で明るい感じになっていた。 信也と結衣は、たまにしゃべるくらいだが、信也にとっては、嬉しい事だった。しかし、一つだけ、信也はやっていない事がある。そう、メアド交換だ。しゃべるのはしゃべるが、肝心のメアドを聞けないでいた。 正人「なあ、いつ聞くんだよ。2か月たってまだ、聞けてないなんて、バカだろ。お前顔はそこそこなんだからさ、大丈夫だろ。」 信也「うるせぇな。聞けねぇもんは聞けねぇんだよ。つか、お前いくつ、女のメアド持ってんだよ。」 正人「ざっと、20人以上かな。あの子よりかわいい子はいないけど。交換してほしい、なんて言うもんだからよ。」 信也「いいよな。お前はかっこよくて。何でもできんだもんな。」 正人「信也もかっけぇぞ。後、その控えめなところ直せばなあ。」 正人は、中学ん時も、女子から、もてはやらされていた。明るく、ルックスもよく、彼女はざっと、10人以上いた。 それに比べ、信也はルックスはいいのだが、あまり女子とはしゃべらず、控えめで、彼女は一人もいなかった。
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