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ガラガラ――
浩之「おはよう~」
教室に入りながら挨拶をしたが、お化け屋敷となっており狭くなっていた。
渉「オースッ浩之」
小恋「お、おはよ~」
渉と小恋はお化けになるための衣装に着替えていた。
杏「なにがおはようよ」
後ろから不機嫌そうに杏が言った。
浩之「雪村が機嫌悪いのは珍しいな」
なんか嫌なことでもあったのか?
杏「さんざんサボった分今日はしっかりと働いてもらうわ」
杏は誰のせいよと言って俺の腕を掴んで引きずった。
やばっ!
やっぱり教室に来なきゃよかった…。
浩之「とりあえず、雪村、腕離してくれないと着替えられない」
俺はそう言うと、杏がそうねと腕を離した。
その瞬間に…
浩之「本当に悪いな」
俺はすまんと謝って脱兎の如く教室を後にした。
背中には数々の非難の声を浴びて……。
でも、クリパを楽しむためには仕方ないんだ。
ごめん、みんな…。
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