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由夢「な、な、なな…」
niceタイミング?
由夢「なんで、浩さんがここに?」
由夢ちゃんは不思議そうに聞いてきた。
相変わらず顔を真っ赤にしたままだった。
浩之「いやぁ…、由夢ちゃんのこと待ちきれなくてさ…」
俺はあははと答えた。
由夢「だ、だからって…わざわざ来なくても、私から行くって言ったのに」
怒られるかと思ったが、由夢ちゃんは不機嫌そうにだけど、どことなく嬉しそうにしていた。
浩之「そんなことより…さ、早く回ろう」
俺は由夢ちゃんを促すように言った。
由夢「そんなことじゃないよー、大事なことなんだからー」
やたらと今日は由夢ちゃん地の部分がでてるな…。
浩之「ほら、先ずはお昼食べに行くよ」
俺はパンフレットを見ながら歩きだした。
由夢「あ、浩さん待ってくださいよ」
由夢ちゃんは、俺の隣に並びこちらを見ては照れるような、嬉しそうな、そんな表情をしていた。
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