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浩之「由夢ちゃん何食べる?」
俺は沢山の露店を見ながら訊ねた。
俺と由夢ちゃんは、お昼は店に入るのではなく露店で買おうと言うことになり、校門付近に来た。
由夢「ん~…、浩さんの奢りですよね?」
由夢ちゃんも露店を見ながら、不意に聞いてきた。
浩之「え?あ、あぁ…、そうなるかな」
俺から由夢ちゃん誘った訳だから奢らないとだめだよな…。
懐が寂しい…。
由夢「それなら…、あ!クレープ、それにチョコバナナもいいなぁ」
由夢ちゃんは楽しそうに店を見比べていた。
いやいや、クレープとかチョコバナナはデザートだから…。
昼食にはなれないから。
浩之「由夢ちゃん、せめて昼飯は普通のを食べようよ」
俺は苦笑いを浮かべて言った。
由夢「それもそうですね。浩さん、向こうの方もいろいろありますよ」
俺と由夢ちゃんは、お昼を求めて露店巡りをした…。
…………。
俺たちは、一通り見て回った後お昼を買って中庭のベンチへとやって来た。
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