踊れ!騒げ!クリパ!~二日目

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俺の手にはたこ焼きが2つ美味しそうな香りを立ち上らせていた。   由夢「浩さん、ここで食べましょう」   浩之「ん…、じゃあ、いただきます」   俺と由夢ちゃんはベンチに座ってたこ焼きを頬張った。   由夢「結構美味しいですね」   由夢ちゃんはホクホクと食べながら聞いてきた。   浩之「……こ、これは、蛸の真珠箱や~」   俺は某タレント風に叫んだ。   由夢「……はぁ」   由夢ちゃんは盛大にため息を吐いた。   浩之「いや、軽い冗談だから…、うん、美味しい」   由夢「この後は、どこ行きます?」   由夢ちゃんは、俺のパンフレットを見ながら聞いた。   浩之「ん~、クリパ初めてで何が面白いか分からないからな…、由夢ちゃんに任せるよ」   由夢「そっか…浩さん、クリスマスパーティーは初めてなんでしたね」   由夢ちゃんは思い出したように言った。   浩之「あぁ、昔はクリパなんてもんは無かったからね」   俺は懐かしむように言った。   そういや、あの頃は文化祭と送別祭しか無かったからな…。 あいつらがいたら、大変なことになってたろうな……。
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