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さくら「にゃはは…違うよ義之くん。それに…浩之くん失礼だよ」
浩之「ごめんなさい」
俺は深々と頭を下げた。
初対面なのに印象悪くしたなこりゃ……
義之「ははっ…まぁ、気にするなよ」
あぁ…後光が差して見える。
さくら「紹介するね。増田浩之くんだよ。義之くんと同い年だよ」
浩之「増田浩之です。浩と呼んでくれ。これから、よろしくな」
義之「桜内義之。よろしく…浩」
浩之「あぁ…」
よし。
なんとか打ち解けたぞ。
さくら「うんうん。立ち話もなんだから上がりなよ浩之くん」
浩之「おじゃましま~す」
義之は笑いながら
義之「浩。違うぜ…ただいまだろ」
さくら「そうだよ。おかえり…浩之くん」
さくらさん、義之…
涙が止まらない。
浩之「だだいま~。ウワ~ン」
さくら「にゃはは」
義之「おいおい……そんなに泣くなよ」
俺はこうして暖かい家族に迎え入れられた…………
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