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そして、目が覚めると学校の保健室。 真っ白い世界が私を覆う。 そこにいるはずの亜紀がいない。 『大丈夫?』って言ってくれるはずの亜紀が・・・いない。 …嫌だ。嘘だ。嘘。嘘だよね?… 目からドッとなま温かいものが溢れた。 ぽたぽたと流れ落ちては白いシーツにしみがひろがる。 亜紀を止められなかった。見て たのに。 私はなんておろかなのだろう?
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