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『……あ。
そうだ。』
『……え？』
『コーラ、サンキュな。』
……ねぇ隼人？
『お礼……遅いよ。』
『いいだろ、別に。
俺はお前のご主人サマ。
……なんだから。』
あなたには
優香ﾁｬﾝという彼女が
いるけれど――…
あたし、これからも
隼人を好きでいていいかな……？
『――…それと。』
『……？』
『もう遅いから、
気をつけて帰れよ。』
『ふふっ…なにそれ。
隼人、お父さんみたい。』
『うるせぇっ。
お前がこんな遅くまで
残ったこと、
俺も少し責任感じてんだよ……』
『……ありがと。
大丈夫。』
『おぅ。
――じゃぁな。』
もし隼人にダメって
言われても――…
あたしは
自分の気持ち貫き通す
自信があるよ。
だから……覚悟してね？
『ごめんね！鈴華。
帰ろっか。』
「うん！」
あたしの気持ちは
誰にも負けない。
これからも……
あなたへの
――想いをずっと。
ｰ完ｰ
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