メモリー1 幼なじみ

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――――…… 『~~♪♪』 鼻歌を歌いながら 俺は鏡の前で くるっと一回転。 女みたいな仕草だけど 気にしねぇ♪ 『……よーし。 かっこいい、俺☆』 俺がにっと鏡の前で 笑ったとき―― ――…バンッ! 俺の部屋のドアが ノックもなしに開いた。 「宏哉ぁー! 見て見て!」 俺と同じように くるっと一回転して見せるのは… 『いつも言ってんだろ結菜! ノックしろよなぁ。』 「いいでしょ?べつに。 私と宏哉の中なんだし!」 俺の幼なじみ―― 宮野結菜。    
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