メモリー1 幼なじみ

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うきうきとした気持ちが ふつふつと沸き上がってくる。 『……へへ。』 「何笑ってるの? きもちわるーい」 『……んだとこらっ!』 「きゃーっ! ぷっ……あはは!!」 わしゃわしゃと 結菜の髪をかき回す。 お互いに笑い合う俺たち。 『ははっ! 結菜ヤマンバみてぇ♪』 「うるさーいっ!」 ――俺は思ってた。 この“幼なじみ”の関係が ずっと続くって。 だけど―― 時がたつごとに 俺たちは大人になっていく。 ――…恋の気持ちを知るんだ。    
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