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うきうきとした気持ちが
ふつふつと沸き上がってくる。
『……へへ。』
「何笑ってるの?
きもちわるーい」
『……んだとこらっ!』
「きゃーっ!
ぷっ……あはは!!」
わしゃわしゃと
結菜の髪をかき回す。
お互いに笑い合う俺たち。
『ははっ!
結菜ヤマンバみてぇ♪』
「うるさーいっ!」
――俺は思ってた。
この“幼なじみ”の関係が
ずっと続くって。
だけど――
時がたつごとに
俺たちは大人になっていく。
――…恋の気持ちを知るんだ。
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