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「長く一緒にいすぎて
わかんなくなってんのか……」
『……は?』
「――いや、べつに。」
『ていうか……
お前はどうなんだよ。
結菜のこと。
――…好きなの?』
“好きなの?”
その言葉に
なぜかすごく緊張した。
「俺は言っただろ?さっきも。
お前はずりぃって。
好きだぜー。
結菜ちゃんのこと。」
『ふーん…』
いまだ廊下で話す結菜は
あくまで俺の幼なじみ。
そんな結菜を
隣にいる蓮は
にこにこしながら見てた。
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