メモリー1 幼なじみ

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「長く一緒にいすぎて わかんなくなってんのか……」 『……は?』 「――いや、べつに。」 『ていうか…… お前はどうなんだよ。 結菜のこと。 ――…好きなの?』 “好きなの?” その言葉に なぜかすごく緊張した。 「俺は言っただろ?さっきも。 お前はずりぃって。 好きだぜー。 結菜ちゃんのこと。」 『ふーん…』 いまだ廊下で話す結菜は あくまで俺の幼なじみ。 そんな結菜を 隣にいる蓮は にこにこしながら見てた。    
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