第1章 ウォータースター到着!!水精霊とアクア姫

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ウインディーネ『待ちなさい!! アクア! 一体、どう言うつもり? 大病をわずらっている貴女が、勝手に身体を抜け出して魂だけで、そこらをホイホイと歩き回るなんて!! 幽霊気取りもいい加減にして下さい!』 アクア『ちょっと~!! ウインディーネ!! アンタ、色々としゃべり過ぎ! せめて、この不法侵入してるコイツをどうにかしてからに……』 レッド『あのよ~!! さっきから黙って話を聞いてれば、不法侵入とか勝手なことばかり言ってくれてるけど、俺は火の都市の皇子レッド・フレアスター。 この翡翠撞には、ちゃんと用事があって来たんだ。 ほら、王族としての証に銀の剣に刻まれている烈火の紋様がその証拠。 ここまで、見せれば納得してくれるかな、お姫様?』 レッドがアクアの目の前に立ち、話をするとアクアは頬を赤らめて、そっぽを向いて。 アクア『そ、そうだったのか。 それは、誤解をしてしまった私が悪かった。 紹介が遅れたな。 私は、マリン国王の娘でアクア・ウォータースター。 今は、飛んだ病に侵されちゃって、身動きが取れないから完治したら、ちゃんと挨拶するから今は勘弁してね』 アクアは急にレッドが皇子だと分かった途端に お姫様らしく清楚な雰囲気になった。
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