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ﾚｯﾄﾞ『大病って、一体どんな病気なんだ？
しかも、そんな重い病だって言うのに、どんな魔法を使っているかは知らないけど魂だけ浮遊してるなんて、それはいくらなんでもヤバイんじゃないの？』
ｳｲﾝﾃﾞｨｰﾈ『ヤバイも何もないです!!
医者には余命が、もう1週間もないと宣告されているのです。
ですが、その治療法はある山にしか採れないと言われる万能薬を採って来なくては直せません。
現状としては、城の者達やﾏﾘﾝ国王様も自ら山に登り探しては見たものの、全く見つからず。
打つ術が他にないのです』
ｱｸｱ『いいの、いいの。
どうせ、助かりようもない病気なんだから。
私は、ただ死んじゃうのを待つばかりなの』
ｱｸｱは顔を下に向け、寂しげな表情をして話すと。
ﾚｯﾄﾞ『なあ？
ｳｲﾝﾃﾞｨｰﾈ。
その万能薬ってのは、どの山にあるんだ？
俺が採って来てやる。この命を粗末にするお姫様に、どんだけ命が大事なのか教えてやる!』
ｳｲﾝﾃﾞｨｰﾈ『…………ﾚｯﾄﾞ様。
万能薬がある山は、ここから北東に位置するﾘｳﾞｧｲｱ山脈の山頂にあると言われています』
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