序章 旅立ち! 母の想いを乗せて!!

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パチパチパチパチッ 『レッドよ、良く今日まで日々を耐え抜き 試練を乗り越えた勇気を讃え、この場に賛同している皆の思いを込めて、この銀の剣を贈呈する! これからは、お前の時代となり フレアスターを守る柱となり、このアースラルを守る大事な王族の一人として心から迎え入れよう! おめでとう!!』 パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ レッドは少し涙腺を緩ませながら、軽く会釈をして剣を手にした。その光景を見て場内は、どこまでも響くくらいに大喝采の拍手で響き渡った。 『うむ。 堅い形式ぶったモノは、これまでにして。 ここからは、心行くまで飲んで食べて最後まで楽しもうではないか!』 王様は皆に声を掛けると、客人達も肩の荷を下ろし、盛大に盛り上がって行った。
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