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「舞佳なら、絶対に大丈夫だよ。…難しいシーンがあったら、一緒に練習しよ?」
ゆかりは笑顔でそう言った。
「ゆかり~。ありがと。」
私はゆかりの優しさに感動して、涙を浮かべた。
「もお。舞佳ってば、泣き虫なんだから。」
涙を浮かべて見つめる私に、ゆかりは少し照れて顔を赤くした。
「ゆかりこそ、すぐ照れるんだから。」
そう言って、2人で笑い合った。
気付けば明後日は、ゆかりと約束したオープンキャンパスだった。
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