夜が明けるまで

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 砂防林の道路側に張られた、有刺鉄線の向こうに輪仁君の顔があった。 驚いたようにこちらを見ている。 だんだんとその表情が険しくなり、あっという間に詰め寄られ、スニーカーでみぞおちを蹴り飛ばされた。
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