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光と闇を
一気に浴びた気持ちになった。
――――――後何日間【隆弘】として過ごさなければならないのか。
――――――【愛莉】に戻れる日は来るのか。
次々と疑問が浮かび上がった。
「…どうした愛莉?」
皆に聞こえないように
隆弘が話しかけてきた。
優しさと愛莉を思いやる気持ちが溢れている瞳で私を直視する。
隆弘もツラいに決まってる。
私だけが悩んでる訳じゃないんだ。2人で頑張っていかなきゃ。
『…大丈夫だよ。隆弘^^』
私は隆弘に笑顔を向けた。
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