始まりの日

4/29
前へ
/114ページ
次へ
『ゴメンっ隆弘。教室に忘れ物しちゃった(;_;)取りに行ってくる!』 「まじで?いーよ!俺も行く^^」 この時 愛莉についていかなければ こんなに大変で、辛い想いなんてしなくて済んだのに・・・・。 『隆弘早くー☆置いてっちゃうよ☆』 愛莉は階段を上るのが 物凄く早い そのくせ、物凄い天然な所があるから 見てて危なっかしい。 「転ばないように、気を付けろよ!」 『分かってるって★^^私そこまでバカぢゃなっ・・・キャッ!?』 「愛莉!!!?」 ―――――――ドスっ 物凄い音が校舎に響き渡った。 『痛っぁー・・・・くない?・・・・たっ隆弘!?大丈夫!?』 隆弘は愛莉をかばって 自分が愛莉の下敷きに なったのだった。 「痛ってぇー・・。死ぬかと思ったわ。大丈夫か愛莉?」 『わたし?』 「はぁ?」 『私は愛莉だよね?なんで、わたしの目の前に【愛莉】がいるの?』 「おい。どうしたんだよ、愛莉・・・・えっ?、なんで、なんで目の前に俺がいるんだよ、!愛莉はドコなんだよ!」 『たっ隆弘が』 「えっ?」 『隆弘が【愛莉】で愛莉が【隆弘】になっちゃったみたい。』 「はぁ?」 『私もなんでこうなったかわ、良く分からない。けど分かることは1つだけ。    私達』 ――――――――――――――体が入れ替わっちゃったみたい
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加