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誠二「あっ…巧がいる…どーした?熱でもあんのか?」
俺「ん~?俺が早く来たら都合悪いのかなぁ?」
誠二「頼む。お前がそーゆー喋り方をすると、妙に怖いんだ。」
俺「失礼なやつだなぁ…よし。期待に応えるとするか。」
誠二「ゴメンなさい許してください俺が悪かったです。」
俺「ノンブレスでいきやがったな。よし、許してやろう。」
誠二「…時々考えるんだけど、なんで俺はお前の友達やってるんだろうなぁ。」
俺「俺のために決まってるじゃないか。」
誠二「…………あ、そうそう。坂本絢の情報を仕入れたぞ。」
俺「お前はどこからそんなの持ってくるんだ?」
誠二「それは内緒だ。」
俺「まぁ、いいか。よし、ファルコン。報告してくれたまえ。」
誠二「イーグルじやなかったのか?」
俺「気にするな。報告ヨロシク。」
誠二「了解。坂本絢の友達によりますと、身長は147cm、体重は35kgだそうです。」
俺「細いを通り越して、小さいな。」
誠二「3サイズは分かりませんでした。」
俺「それは聞いてないから調べなくてよろしい。」
誠二「ラジャ。あと、気になることが一つ…。」
俺「うむ。言ってみなさい。」
誠二「同じ中学だった子から聞いたのですが、中学時代はもっと笑っていたそうです。病気のせいでしょうか?」
俺「う~ん…イーグルよ。」
誠二「ファルコンな。」
俺「ファルコンよ。」
誠二「はい。」
俺「そこから先は俺も直々に動こうじゃないか。」
誠二「なっ…ボス自ら!?」
俺「お前はまだ経験が浅い。いくら優秀なエージェントとは言え、俺には少しおよばんよ。」
誠二「わ、分かりました。」
そこで、俺は気になったことを聞いてみた。
俺「ところで、お前の情報源はどこなんだ?」
誠二「そいつぁ言えねぇな。」
キャラが変わりやがった。
俺「ふむ…分かった。俺なりのやり方でいくか。」
誠二「ってか、巧なら俺が調べられないとこまで知れそうだよなぁ…俺の秘密とか握ってそうだもん。」
俺「…バラしていいのならバラすけど?」
誠二「待て。なんのことだ?言ってみろよ。」
俺「言ったら面白くないじゃないか。まぁ、そのうち楽しみにしてろよ。」
誠二「…謝れば許してくれるのか?」
俺「気持ちを込めてな。」
誠二「マジでゴメンなさい。」
俺「許そう。さて、今日も一日頑張るか。」
なかなか扱いやすいもんだな。
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