morning

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「ロザリー!ロザリー、起きなさい。もう朝よ!」 幸せの一時は母の声によって壊されてしまった。 ベッドの中で瞑っていた目をゆっくりと開ける。 何時もと変わらない私の部屋だ。 全体的にピンクが多いのは私がピンクが好きだからではない。 母が好きなのだ。 「…………はぁ。」 溜息をつきながら、私は制服に腕を通す。 鏡の前に立ち身だしなみを整え、最後にお気に入りの青いリボンで髪を結わえる。 「………よしっと。いくよ、セルシウス。」 猫の姿に戻ったセルシウスを肩に乗せ、私は母が待つ一階へと向かった。
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