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②シャナ登場。そして、全てが始まる。
"徒"によって喰われた少女、平井ゆかりは、吉田一美の親友だった。シャナは、その平井ゆかりの存在に割り込み、学校へと現れた。
"思い人"坂井悠二と親友(実はシャナ)のやり取り、お互いの距離の近さを見て、吉田一美は恐れと焦りを抱く。それらの感情に衝き動かされた彼女は遂に、見ているだけの自分から、最初の一歩を踏み出す。
全ての道は、彼女にとって最も大きな敵となるシャナが現れることで拓けたのだった。
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