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学校とはいいところである
なんせただ先生の話を聞いたり、友達と遊んだりと過ごせば良いだけである
家に帰ればまたあれをしなければならない
まぁ、楽しいけどな
「おっはよう、京」
自分の席で寝ていた少年が目を摩りながら前をみた
宮野 美羽(みやの みう)彼女は友達の一人である
顔は凛としていて美しく、身長162と平均的
髪は黒く長いが、それを綺麗にまとめて後ろで縛っている
性格はいつでも明るくをモットーにしているのでいつも元気いっぱいだ
「なんのようだ、美羽」
京と呼ばれた少年はまた俯いて寝る準備をした
「なんのようだじゃないよ、1時間目から放課後まで寝てるなんてどれだけ夜更かししたのよ。」
「すまん。今おまえおはようと言ったよな。ならば朝だよな」
「残念ながら嘘ではありません。外をみれば日は既に西に傾いて・・・」
なっ!と言いながら京はバンッと机を叩いて起き上がった
「残念、実は嘘でした。まだ昼休み。」
少年はその言葉にプチッとなったが、そこは気にせずに流した
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