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「「ただいまー」」
家に着いて凛と一緒に家の中に入った
すると玄関の前に黒いスーツを着た中年の男性が頭を下げてきた
「お帰りなさいっす。お二方」
「ただいま、茂さん。子供さんは生まれた?」
凛がニコニコと茂と呼ばれた黒いスーツの男性に話しかけた
「はい、元気な女の子っす」
茂は頭を下げながら嬉しそうに言った
凛もその言葉を聞いて嬉しそうにした
「今あなたがここで死ねばきっともっといいんだろうね」
そう笑顔のままで茂の顔を殴った
茂は何が起きたのかわからずに鼻をおさえた
だが凛の暴力は続く、何度も顔を殴り腹蹴った
そして動けなくなった茂の髪を鷲掴みにして顔を上げさせた
「な~に喜んでんの。プライベートを持ち込むんじゃねえよ」
「やめろ、凛。体力の無駄だ」
京はそう言って凛と茂を離した
「運が良かったな。茂」
ひっ、ひぃぃと逃げようとする茂に、京は銃を構えた
そしてなんの躊躇いもなく引き金を引いた。
ドンッと重たい音が鳴り響き、茂の頭は無くなった
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