短機関銃

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短機関銃

サブマシンガンという名前から、機関銃(マシンガン)と混同してしまう人が多い。 機関銃のように、連射を目的としているが、アサルトライフルより小型で、ライフル弾より小さい拳銃弾を使用する。 そのため、威力と射程でアサルトライフルに劣る。が、アサルトライフルが出てくるまでの一時期は有用性を見せる。 アサルトライフルが出てくると、戦場では完全に居場所が無くなり、軍用価値は失われた。 戦後、犯罪の凶悪化、都市ゲリラによって短機関銃は再び注目された。 拳銃では心許なく、アサルトライフルや機関銃を使ってしまえば、貫通性に優れるため犯人を貫通して人質に当たったり、周囲の被害が大きくなってしまうからだ。 拳銃弾を使用する故の射程の短さと威力の小ささは都市で使用するのに最適だった。 短機関銃は、作動方式の違いで大きくOB(オープンボルト)、CB(クローズドボルト)の2つに分かれる。 ・オープンボルト 構造が単純堅牢で安いが、引き金を引いてから発射までにボルトが前進し、銃の重心が変化するため、命中精度は悪い。 排莢口が常に開いているために、加熱した機関部が冷えやすく、発射サイクルが短い。 代表的なものに、ウージー、イングラムがあり、ほとんどの短機関銃はオープンボルトである。
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