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散弾銃
散弾銃(ショットガン)とは散弾を使用する銃の総称である。
散弾は、装弾(ショットシェル)という筒状の弾薬内に納められている。
対人に使用するには、ハーグ陸戦協定で制限されている、「相手に必要以上の苦痛を与える非人道な武器」に抵触するおそれがあるが、アメリカ軍をみると、もはや有名無実化している。
ショットガンは、多様なショットシェルを状況に応じて装填することで、戦局に対応できる戦闘色の強い兵器である。
元々は、第1次世界大戦での塹壕内を一掃するためにトレンチブルーム(後のM1A1トンプソン短機関銃)とともに開発される。
射程が決まってなく広範囲に弾が拡散するため多少の照準ミスは許され、狭い空間や近距離で複数の対象を制圧する時など、圧倒的威力を発揮する(というかそういう目的で作られた)
・弾薬
ショットガンの場合、口径はゲージであらわされる。
現用されるショットガンの多くは12番ゲージで、番径が小さい程大口径になる。
雷管がおさめられたリム部が金属製で、それ以外のケース部分はプラスチック製である。
ショットシェルは「番径+散弾のサイズ+用途」で呼ばれる。
例えば、一般的な「12番ゲージのダブルオーバック」の場合、口径は12番、散弾サイズは00、用途はバックショット(鹿撃ち用)となる。
バックショット(鹿)、バードショット(鳥)の他に、スラグ(一粒)弾がある。
これは、散弾より発射のエネルギーが分散されないため、大口径ライフル並の威力を持つ。
反面、初速が遅いために射程は短い。
これを改善するため、弾体そのものにライフリングが刻まれていて、球体のものより直進性に優れるライフルスラグ弾が作られた。
が、それを使うなら、始めから射程、精度ともに優れるライフルを使う方がいい。
・射撃手順
フォアエンドを引いて排莢とともに装填→フォアエンドを戻す→撃つ→フォアエンドを前後に動かす→撃つ→……………
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