地雷

1/1
前へ
/18ページ
次へ

地雷

その名の通り、地面に埋める爆弾。 ほとんどの地雷は上部に一定以上の重みがかかった時点で爆発し、上部にいる装甲車、人員を殺傷する。 大きくは対人、対戦車の2つに分かれる。 ・対人地雷 一部は、地面に埋めないタイプのものがある。 主に人間を殺傷する目的の地雷。 もともとは、爆発に巻き込まれても死には至らず、負傷兵として健康な兵士の手をかりなければ移動できないために、戦闘に参加する兵士を減らす目的のものだった。 が、最近は確実に殺せるようなタイプの地雷が多い。 クレイモアタイプの地雷は、内部の鉄球を爆薬の力で飛ばし、ショットガンや手榴弾のように広範囲にばらまく。 ・対戦車地雷 数十tの重さがかからなければ爆発しない。歩兵の体重では爆発しないために比較的安全。 もともとは、戦車の履帯(キャタピラ)を破壊し、後続の戦車の足を止める目的だった。 しかし最近は、確実に撃破するために成形炸薬弾頭地雷が主流である。 成形炸薬弾頭とは、モンロー効果を利用し、円錐形に炸薬を配置し一点に火力を集中させ、メタルジェットを吹き付け、装甲を貫通させるものだ。 成形炸薬弾と同じ構造で、威力は直径に比例する。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

245人が本棚に入れています
本棚に追加