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……だから友達とかいないんです。へへっ…
ボクが話し終わる頃位にはお姉さんの目からは涙が溢れていた…
「なんでお姉さんが泣いてるんですか!?」
『君は強いね…』
「強くなんかないです…強かったらいじめられてないとおもいます」
そういって笑うと黙ってだきしめてくれた。
『よし!!お姉さんが先生もいじめてる奴らもぶっ飛ばしてやる!!』
「大丈夫です…今日、お姉さんがボクのために泣いてくれただけで十分です」お姉さんはボクの頭をポンポンと叩いて『じゃあ今日から私と君は友達…だからもぅ友達はいないとか言わないでね!』
お姉さんは少し悲しそうな顔をしてそう言った。
ボクは笑顔で「はいっ」と答えた…
久しぶりに本当の笑顔になった気がした…
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