終わらない悪夢
2/3
読書設定
目次
前へ
/
37ページ
次へ
赤く染まる浴槽の水。 徐々に冷たくなる 少女の小さな体。 「海斗…ゴメンね…」 少女は苦しそうに呟いて血に濡れた細い指で 俺の頬を撫でた。 「最後まで…海斗に迷惑かけるなんてね…」 今まで見たことの無い 弱々しい笑顔。 俺はどうする事もできず 彼女の小さな体を 抱きしめていた。 「海斗…ありがとう…海斗の彼女でいられて…幸せだったよ…」 頬を撫でていた手が 力無く垂れ下がった。 「大好きだよ…海斗…」
/
37ページ
最初のコメントを投稿しよう!
27人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!