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「復讐……だと?」
少女は小さく頷く。
「お前……」
こいつ……
何を知ってるんだ?
もしかして……
「まさか………」
再び少女が頷いた。
「そのまさか、ですよ」
氷のような冷たい笑顔を浮かべる少女。
背中を冷たい汗が滑り落ちる。
「お前……何者だ?」
普通じゃない。
こいつは何だ?
怖い…………
「………自己紹介がまだでしたね」
少女は軽く会釈をすると口の端を吊り上げた。
「私の名前はフェリア………死神です」
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